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卒論12
<タイトル>
発見されては忘れられる若者
〜齋藤孝を通じてみえる社会〜

<何が問題なのか>
2001年9月に刊行された、
齋藤孝『声に出して読みたい日本語』は100万をこえるベストセラーになった。後発の日本語本も立て続けにヒットした。

ところで、興味深いのは、
齋藤孝と、他の日本語本の著者の、
ターゲットの違いである。

日本語本の著者→若者
齋藤孝→子ども

これは、単なるニュアンスの違いにすぎないのか。
いや、そうではない。

『声に出して〜』をはじめとする日本語本は、
中高年を中心に売り上げをのばしたとされる。
つまり、当初のターゲットとは違う世代にヒットしたわけだ。

問題なのはその後である。

齋藤孝は、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の監修をする。
「こども」向けの朗読本もヒット。
さらに「社会人」に向けたビジネス本も多く出版する。
しかし「若者」に直接向けた本は、出ていない。

齋藤孝の本の帯をみると、
それが顕著に出ている。

『理想の国語教科書』
小学三年生から、全世代がくり返し味わいたい「すごみ」のある名文。

『子どもの日本語力をきたえる』
今日から実践できる親子で楽しむトレーニング・メソッド。
ゴールデン・エイジ」は驚異的に成長する。

『「五感力」を育てる』
子どもに授けたい”五感喪失”時代の処方箋

『スラムダンクを読み返せ!!』
中高生若いころを忘れた大人たちに贈る

『理想の国語教科書 赤版』
小学三年生なら、どんどん読める
大人も感動する

『ちびまる子ちゃんの音読暗誦教室』
子どもたちとすべての大人のため

もしかすれば、
「子どもたちとすべての大人のため」
の中には「若者」だって含まれるではないか、
と主張する人もいるかもしれない。

しかし、それなら、
なぜ「子どもたちと若者と大人のため」
というべきではないか。

いや、そもそも、
「若者」ということばは、年齢的に、
「子ども」と「大人」の間をあらわすだけのことばなのか。
決してそうでないところに、
齋藤の本が今でも売れ続け、
齋藤の本の帯に書かれるのが、
「子どもたちと大人たちのため」である、
最大の理由があるのではないだろうか。

そこで、この卒論では、
日本語ブーム=齋藤孝ブームとみずに、
齋藤孝が売れ続ける理由を検討することで、
「若者」に対する、
社会の1つの支配的な見方を明らかにする。
| 卒論 | 22:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
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